石巻市渡波小学校の子ども達が小学校の校庭に流れ着いた町のカケラたちで楽しいオブジェを作ったプロジェクト『ワタノハスマイル』、今回、ワタノハスマイルの造形作家・犬飼ともさんを大森にお招きし、ワタノハスマイル大森版『ガラクタイズ・・・』を開催します!
子ども達が主役のワタノハスマイルを大森で・・・
そこで、今回は私たち石巻マルシェが拠点とするアキナイ山王亭で活動するまちづくり団体「大森コレカラカイギ」の皆さんに協力をお願いし、共催させて頂くことになりました。
これまで大森コレカラカイギに参加するパパママたちと何度も打ち合わせをさせて頂き、町のカケラたち(震災ガレキ)を商店街や家庭に眠るガラクタに置き換え、渡波を知らない東京のパパママたちに向け、タイトルも『ガラクタイズ・・・』ガラクタをカスタマイズするという造語に置き換えさせて頂きました。
今回はワタノハスマイルを東京・大森流にローカライズして開催させて頂きますが、ワタノハスマイルの奥底には、ものや命を大事に、というテーマがあるとのこと。
普段だったら捨ててしまうような「もの」を扱い、作品を作ることで、ものの大事さ、組み合わせる(カスタマイズ)ことで生まれる「創造性」、そして「命」の大切さまで感じて欲しい、被災地だけでなく、いつでもどこでも共通のテーマと思います。
子ども達には教育の一環として、パパママたちには、震災からもうすぐ5年を迎える東日本大震災に思いを馳せるキッカケとして頂ければ幸いです。
ワタノハスマイルで作られた作品には、悲しみさえも笑顔に変えてしまう、明るくて楽しい子ども達の力が詰まっていました。
その作品たちは、日本全国各地のギャラリーやイタリアの博物館でも展示され、子ども達の自信にも繋がったそうです。
今回のワークショップは先日、石巻でも開催され、多くの方に参加して頂きました。
石巻と大森で作られた作品たちの一部は、後日、福島・猪苗代にある「はじまりの美術館」で開催される企画展『それぞれのふるさと最前線』にて展示させて頂きます。
大森・石巻・福島を繋ぐ今回のワークショップ、私たち石巻マルシェとしても、震災からこれまでの五年間ずっとお世話になってきた大森の皆さんと共に開催させて頂くこと、初めて福島に繋がる企画として、是非とも成功させたいと思っています。
今回のワークショップでは、参加頂けるお子様連れの保護者の方はもちろん、素材をご提供頂ける方、小学校などの施設をご紹介頂ける方、チラシを配布して頂ける方、当日お手伝いして頂けるボランティアの方、多岐にわたるご協力を皆さまにお願いさせて頂きたいです。
ワークショップに関する詳細なデータは以下のチラシの通りですが、今後のアップデートは主にFacebookイベントページにてお知らせさせて頂きます。
Facebookを閲覧頂けない方は、お電話(090-5340-1770)またはメール(marche@reishinomaki.net)までお問い合わせ下さい。
チラシのPDF版ダウンロードはこちら。※共有、配布大歓迎です。
この記事を書いた人
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石巻復興プロジェクト・石巻マルシェ代表
妻(石巻マルシェ店長)が石巻出身
本職はカメラメーカーのソフトウェアエンジニア
商店街や外部団体、生産者の皆さんとの窓口を担当、ボランティアでの運営の難しさを感じつつ、東京でできる石巻に繋がる活動を模索しています。
本職を活かし、ホームページの構築やSNSの運営も担当、写真が趣味ということもあり、震災以来石巻やプロジェクトの活動写真を撮り続けてきました。
いつか写真を使ったプロジェクトができればと思っています。
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