【5/29申込〆切】6/7（日）復興キッチン－召しませ マルごと石巻 生産者さんとのまんまかい－

6/7(日)は大森を離れ、｢復興キッチンVol.10 －召しませ マルごと石巻 生産者さんとのまんまかい－」をさくらWORKS〈関内〉で開催します。
※「まんまかい」とは、石巻の言葉で「まんま」＝ごはん、「かい」＝食べなさい、のこと。「かい」と「会」をかけています。

復興キッチンは、震災後ずっとお世話になってきたかながわ311ネットワークさんが「東北の食材を味わって応援する、食べるボランティア」としてこれまでに9回開催してきた企画です。
その記念すべき10回目を、これまで扱ったことのない石巻の食材で、ということで石巻マルシェにお声がけ頂きました。

他団体とコラボしての開催も初の試みということで、私たちにできること、を検討した結果、いつも石巻マルシェで取り扱っている食材を活かしたメニューの提案をさせて頂くのはもちろん、私たちが石巻マルシェを通じてご縁のできた生産者さんをお招きし、生産者さんのお話を伺いながら「まんまかい」を楽しんで頂くスタイルでの開催となりました。

イベントの開催日や申し込み方法などは、かながわ311ネットワークさんの告知ページをご参照下さい。
http://kanagawa311.net/11112/
※ お申し込みが必要で、5/29(金)が〆切となっていることにご注意下さい。

こちらでは、今回お招きしたお二方のご紹介をさせて頂きます。

 

石巻の海苔の良さを少しでも広めていきたい。

風間さんは、震災前は愛知の運送会社で働いており、復興支援で訪れた石巻で普段何気なく食べていた海苔の美味しさ、奥深さに興味を持ったのがきっかけとなり、海苔漁師を経て海苔の加工・販売を行う会社を起業してしまった、いわゆるIターン転職組です。

石巻元気商店の佐藤店長から風間さんからは「彼ほど後ろ盾も何もなく頑張っている男気のある人間はいない」と紹介頂きました。

風間さんご自身は、「震災前はろくでもない人間だった」と仰います。
そんな風間さんが、石巻に移住するほど惚れ込んだ海苔の良さや、会社を始めるまでの経緯をお話頂きたいと思っています。

あの日生かされた父の命のために。

石巻の寄磯浜という浜の復興に頑張っている生産者さんがいる、と宮城県庁の方にご紹介頂いたのがマルキ遠藤商店さんです。
震災で工場や商品、全てが流され、社長であるお父様も津波に巻き込まれ九死に一生を得ました。
浜では多くの方が亡くなり、一時はマルキ遠藤商店さんも廃業を考えたそうですが、現在は事業を再開し、同社初のパッケージ商YORIISOブランドを展開しています。
裕子さんは震災当時青山学院大学二年生で、将来の事を考えはじめていた裕子さんは、ご家族や地元である寄磯浜のために自分ができることは、と武蔵野美術大学へ転学し、現在はYORIISOブランドのパッケージデザインや、PRに奔走しています。

裕子さんには、寄磯浜の復興の歩みや、寄磯浜の海産物の魅力、マルキ遠藤商店さんの商品への拘りをお話頂きたいと思っています。
また、彼女自身、自分たちが作った商品を食べた方の意見を聞いてみたい、という希望をお持ちです。

 

そして今回のメニューがこちら！

メニューについてはかながわ311ネットワークさんの告知ページもご参照下さい。
今回のメニューの考案し、当日のシェフを務めるのは、門脇出身、石巻マルシェ料理長・ちもこさんです。
彼女の石巻弁も料理に花を添えると思います。料理ももちろん、彼女のお話にもご期待下さい。

彼女には、去年の復興バー＠銀座でも腕を振るって頂きました。

今回の目玉料理は、風間さんちの海苔と遠藤さんちの海苔を使った「蒸し帆立海苔あんかけ」です。お楽しみに！

 

ご覧の通り、今回のゲストは若いお二方です。
お二方が、震災後石巻で何を見て、何を感じて、復興のためにどういうアクションを起こしてきたのか、お二方自慢の商品を存分に使ったメニューを食べながらお話を聞いたり、意見の交換ができる良い機会だと思います。

石巻マルシェとしては、お二方の商品を食べて頂き、お二方に接して頂き、お二方や食材のファンになって帰って頂ければという想いで、準備を進めています。
是非、お二方に会いに来て頂き、応援して頂きたいです。多くの方のお越しをお待ちしています。